国東市議会 > 2011-09-02 >
09月09日-01号

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  1. 国東市議会 2011-09-02
    09月09日-01号


    取得元: 国東市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-03
    平成 23年 9月定例会(第3回)国東市告示第58号 平成23年第3回国東市議会定例会を次のとおり招集する    平成23年9月2日                           国東市長 三河 明史1 期 日  平成23年9月9日 午前10時2 場 所  国東市議会議場──────────────────────────────開会日に応招した議員松本 剛弘           後藤耕一郎吉田眞津子           一丸 政春馬場 將郎           堤 康二郎木田 憲治           木付 親次伊牟田洋史           大谷 和義溝部 元生           清國 仁士明石 和久           野田 忠治丸小野宣康           森  正二堀田 一則           宮永 英次秋國 良二           元永 安行唯有 幸明           吉水 國人──────────────────────────────9月13日応招した議員──────────────────────────────9月15日応招した議員──────────────────────────────9月16日応招した議員──────────────────────────────9月30日応招した議員──────────────────────────────応招しなかった議員────────────────────────────── ──────────────────────────────────────────平成23年 第3回(定例)国 東 市 議 会 会 議 録(第1日)                             平成23年9月9日(金曜日)──────────────────────────────────────────議事日程(第1号)                         平成23年9月9日 午前10時00分開議 日程第1 会議録署名議員の指名について 日程第2 会期の決定について 日程第3 諸報告 日程第4 報告第10号 地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく健全化判断比率の算定について 日程第5 報告第11号 地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく資金不足比率の算定について 日程第6 認定第1号 平成22年度国東市一般会計歳入歳出決算の認定について 日程第7 認定第2号 平成22年度国東市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第8 認定第3号 平成22年度国東市立国東自動車学校特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第9 認定第4号 平成22年度国東市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第10 認定第5号 平成22年度国東市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第11 認定第6号 平成22年度国東市老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第12 認定第7号 平成22年度国東市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第13 認定第8号 平成22年度国東市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第14 認定第9号 平成22年度国東市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第15 認定第10号 平成22年度国東市特定環境保全公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第16 認定第11号 平成22年度国東市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第17 認定第12号 平成22年度国東市浄化槽設置事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第18 認定第13号 平成22年度国東市工業用水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第19 認定第14号 平成22年度国東市民病院事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第20 議案第53号 平成23年度国東市一般会計補正予算(第3号) 日程第21 議案第54号 平成23年度国東市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号) 日程第22 議案第55号 平成23年度国東市立国東自動車学校特別会計補正予算(第1号) 日程第23 議案第56号 平成23年度国東市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号) 日程第24 議案第57号 平成23年度国東市介護保険事業特別会計補正予算保険事業勘定第1号  介護サービス事業勘定第1号) 日程第25 議案第58号 平成23年度国東市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号) 日程第26 議案第59号 平成23年度国東市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号) 日程第27 議案第60号 平成23年度国東市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号) 日程第28 議案第61号 平成23年度国東市特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算(第1号) 日程第29 議案第62号 平成23年度国東市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号) 日程第30 議案第63号 平成23年度国東市民病院事業特別会計補正予算(第1号) 日程第31 議案第64号 国東市ケーブルテレビ施設条例の一部改正について──────────────────────────────本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員の指名について 日程第2 会期の決定について 日程第3 諸報告 日程第4 報告第10号 地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく健全化判断比率の算定について 日程第5 報告第11号 地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく資金不足比率の算定について 日程第6 認定第1号 平成22年度国東市一般会計歳入歳出決算の認定について 日程第7 認定第2号 平成22年度国東市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第8 認定第3号 平成22年度国東市立国東自動車学校特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第9 認定第4号 平成22年度国東市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第10 認定第5号 平成22年度国東市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第11 認定第6号 平成22年度国東市老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第12 認定第7号 平成22年度国東市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第13 認定第8号 平成22年度国東市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第14 認定第9号 平成22年度国東市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第15 認定第10号 平成22年度国東市特定環境保全公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第16 認定第11号 平成22年度国東市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第17 認定第12号 平成22年度国東市浄化槽設置事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第18 認定第13号 平成22年度国東市工業用水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第19 認定第14号 平成22年度国東市民病院事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第20 議案第53号 平成23年度国東市一般会計補正予算(第3号) 日程第21 議案第54号 平成23年度国東市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号) 日程第22 議案第55号 平成23年度国東市立国東自動車学校特別会計補正予算(第1号) 日程第23 議案第56号 平成23年度国東市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号) 日程第24 議案第57号 平成23年度国東市介護保険事業特別会計補正予算保険事業勘定第1号  介護サービス事業勘定第1号) 日程第25 議案第58号 平成23年度国東市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号) 日程第26 議案第59号 平成23年度国東市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号) 日程第27 議案第60号 平成23年度国東市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号) 日程第28 議案第61号 平成23年度国東市特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算(第1号) 日程第29 議案第62号 平成23年度国東市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号) 日程第30 議案第63号 平成23年度国東市民病院事業特別会計補正予算(第1号) 日程第31 議案第64号 国東市ケーブルテレビ施設条例の一部改正について──────────────────────────────出席議員(22名)1番 松本 剛弘        2番 後藤耕一郎3番 吉田眞津子        4番 一丸 政春5番 馬場 將郎        6番 堤 康二郎7番 木田 憲治        8番 木付 親次9番 伊牟田洋史        10番 大谷 和義11番 溝部 元生        12番 清國 仁士13番 明石 和久        14番 野田 忠治15番 丸小野宣康        16番 森  正二17番 堀田 一則        18番 宮永 英次19番 秋國 良二        20番 元永 安行21番 唯有 幸明        22番 吉水 國人──────────────────────────────欠席議員(なし)──────────────────────────────欠  員(なし)──────────────────────────────事務局出席職員職氏名局長 中野 哲男        主幹 清成  隆主幹 古城 昌繁                ────────────────────────────── 説明のため出席した者の職氏名市長 …………………… 三河 明史    副市長 …………………… 川野 幸男教育長 ………………… 山本 泰光    市民病院事業管理者 …… 籾井 眞二福祉事務所長 ………… 佐野 勝也    産業商工部長 …………… 中野  茂土木建設部長 ………… 笠置  雄    生活福祉部長 …………… 本多 一夫企画部長 ……………… 益戸 健吉    教育次長 ………………… 有定 恭司市民病院事務部長 …… 手嶋 正美    消防長 …………………… 井門 豊彦総務課長 ……………… 小田 公士    会計管理者兼出納室長 … 河野 壽幸財政課長 ……………… 橘  義和    監査委員事務局長 ……… 中野 光二代表監査委員 ………… 野木 辰美                      ──────────────────────────────午前10時00分開会 ○議長(吉水國人君) おはようございます。本日の出席議員は22名であります。 ただいまより平成23年第3回国東市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。────────────・────・──────────── △日程第1.会議録署名議員の指名について ○議長(吉水國人君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議規則第81条の規定により、4番一丸政春君、5番馬場將郎君を指名いたします。────────────・────・──────────── △日程第2.会期の決定について ○議長(吉水國人君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。今期定例会の会期は、既に配付してありますとおり、本日から9月30日まで22日間といたしたいが、これにご異議はありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ声あり〕 ○議長(吉水國人君) 異議なしと認めます。よって、本会期は本日から9月30日までの22日間と決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第3.諸報告 ○議長(吉水國人君) 日程第3、諸般の報告を行います。 まず諸般の報告をいたします。 議長報告については、お手元に配付してあります報告書のとおりです。詳細につきましては、事務局に備えつけの書類によりご承知いただきたいと願います。 次に、市長行政報告を求めます。三河市長。 ◎市長(三河明史君) 皆さん、おはようございます。平成23年第3回定例市議会の開会に当たり、諸議案の提案理由の説明に先立ちまして、諸般の事項についてご報告申し上げます。 まず、安心・安全な施策の推進といたしまして、7月4日、国土交通省九州整備局と国東市において、国東市に大規模な災害が発生した場合に、被害の拡大や2次災害の防止を目的とした「大規模な災害時の応援に関する協定書」を締結いたしました。7日には、特定非営利活動法人九州救助犬協会と「災害救助犬の出動に関する協定」を締結いたしました。これは、地震等の災害時に被災者等を捜索する災害救助犬の出動や捜索活動を円滑に行うためのもので、九州の市町村では初めての取り組みであります。また、懸案でありました市内全域を対象に、地震、津波、災害を想定した防災訓練を9月4日に95の行政区及び自主防災組織の参加をいただきながら、実施いたしました。当日は、避難場所、避難路の確認、災害時要援護者の把握及び避難方法の確立等を目的に実施いたしました。今後、今回の訓練結果を踏まえ、地域防災計画の見直しを行います。 次に、国東市の魅力や観光情報を発信する第1弾として、7月21日、福岡市のアクロス福岡国際会議場で国東市の魅力を語り合う「「新・パワースポット国東」~神仏に触れて、エネルギーチャージ!~」を開催いたしました。会場は300人を超える参加者で満席になり、国東市出身の小俣郁雄JTBコミュニケーションズ九州社長の基調講演に続き、パネルディスカッションで国東市の文化や魅力を語りました。 また、大分県と県内市町村及び観光協会による観光物産展が、7月23、24日の両日、大阪府の北大阪急行電鉄千里中央駅広場、通称「せんちゅうパル」と申しますけども、そこで開催されました。国東市も地酒や仕込み水、七島イの草履、ドレッシング等をPRいたしました。今後も、新聞紙面や雑誌等を活用した市の特産品の紹介、イベントによる販売などを行い、販路拡大や観光客の誘致につなげていきたいと考えております。 8月17日には、国東陸上競技場で健康づくりの意識啓発を目的として、また、市制施行5周年を記念して「夏期巡回ラジオ体操・みんなの体操会」が開催されました。市内各地から2,000人を超える市民の皆様の参加で、午前6時30分から10分間のNHKラジオの生放送で国東の元気を全国に届けました。市におきましても、最も身近な健康づくりの取り組みとして、ラジオ体操、ちょるちょる体操の普及に取り組んでおりますが、今回のラジオ体操会を契機に、市民の健康づくりに一層取り組んでまいりたいと思います。 現在、平成23年度市政懇談会を地区公民館単位の市内16カ所で開催しております。これまで、8月29日に南安岐地区、9月6日に朝来地区の2地区で開催しており、今後11月までに全地区を回る予定であります。 また、ふれあい市長室につきましては、6月30日に国見アートの会、7月13日に武蔵町内田区、8月5日に国東町椎茸生産小組合連合会の皆さんと意見の交換を行いました。これからも広く市民の皆様からのご意見やご提案などをいただき、市民と行政による住みよい豊かなまちづくりに向け、活力ある国東市づくりに反映していきたいと思っております。 9月2日、臼杵市で大分県市長会が開催され、防災関連の整備事業に対する国の財政支援措置の充実や、鳥獣被害に対する抜本的な被害防止対策や財政支援を国に求める諸議案を九州市長会に提出することが決定されました。また、観光関連予算の充実、増額や、福島第一原発事故により、県内漁業関係者等を中心に、伊方原発の安全性に対する不安が高まっており、県地域防災計画に基づく放射性物質事故訓練、愛媛県との早急な連携、事故時の緊急連絡網作成スケジュールの明示等を県に要望することを決定いたしました。 8月5日、国東市と姫島村の関係者約670人が参加して、「差別をなくす仏の里の集い」を開催しました。今回は第20回記念講演として、猿まわし師の村崎太郎さんに「橋はかかる~被差別部落に生まれ育って~」という演題で、自分の生い立ちや差別問題の現状など、芸能界の話を織りまぜながらご講演をいただきました。 8月15日、アストくにさきで平成23年度国東市成人式を、新成人275名出席のもと、執り行いました。新成人の皆様のそれぞれの立場でのご活躍をご祈念申し上げます。また、お忙しい中ご出席いただきました関係者の方々にお礼を申し上げたいと思います。 9月4日、弥生のムラ・安国寺集落遺跡公園で「くにさき古代祭り」を開催いたしました。火おこし体験などの各種古代体験音楽ライブ等の催しに、市内外、また、県外から約3,500人の参加をいただきました。また、イベントの相乗効果を高めるため連携して開催した「くにさきT-1グランプリ」では、国東市を代表する海の幸のタチウオ、タコ、タイを使った料理を市内11店舗が販売して、人気度合いを競いました。会場では行列ができる店舗もあるほどの盛況ぶりでありました。 続きまして、消防行政についてご報告申し上げます。 本年8月末日までの火災発生状況につきましては27件発生し、前年同期に比較し13件増加しております。火災種別の内訳として、建物火災が6件、その他火災が21件であり、負傷者が2名発生しております。損害額は298万2,000円で、昨年同期と比較して2,086万7,000円の減額となっております。次に、救急発生件数につきましては945件の出動があり、昨年同期に比較して80件増加しております。今年3月に発生した東日本大震災での福島第一原発事故以来、電力供給についても心配され、夏場の節電が叫ばれる中、熱中症による搬送が増加するのではないかと懸念されましたが、12人の搬送で、昨年同期に比べ17人減少しております。また、救助出動につきましては、13件の出動がありました。現在、大分県消防学校には3名の職員が入校しております。9月15日は、6カ月間の初任科教育を終え、卒業式後、各所属の勤務に就くことになっております。 以上で行政報告を終わります。────────────・────・──────────── △日程第4.報告第10号 △日程第5.報告第11号 △日程第6.認定第1号 △日程第7.認定第2号 △日程第8.認定第3号 △日程第9.認定第4号 △日程第10.認定第5号 △日程第11.認定第6号 △日程第12.認定第7号 △日程第13.認定第8号
    △日程第14.認定第9号 △日程第15.認定第10号 △日程第16.認定第11号 △日程第17.認定第12号 △日程第18.認定第13号 △日程第19.認定第14号 △日程第20.議案第53号 △日程第21.議案第54号 △日程第22.議案第55号 △日程第23.議案第56号 △日程第24.議案第57号 △日程第25.議案第58号 △日程第26.議案第59号 △日程第27.議案第60号 △日程第28.議案第61号 △日程第29.議案第62号 △日程第30.議案第63号 △日程第31.議案第64号 ○議長(吉水國人君) 日程第4、報告第10号より日程第31、議案第64号までの28件を一括議題といたします。 議案の朗読は省略いたします。 提案理由の説明を求めます。三河市長。 ◎市長(三河明史君) それでは、報告案件からご説明申し上げます。 報告第10号及び報告第11号は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定により、健全化判断比率及び資金不足比率について、監査委員の意見をつけて報告するものであります。 認定第1号平成22年度国東市一般会計歳入歳出決算の認定についてから、認定第14号平成22年度国東市民病院事業特別会計歳入歳出決算の認定についてまでは、地方自治法及び地方公営企業法の規定により、平成22年度の決算について監査委員の審査に付しましたので、監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものであります。 議案第53号は、平成23年度国東市一般会計補正予算(第3号)で、既決の予算に14億7,091万3,000円を追加し、総額を201億4,807万6,000円とするものであります。 歳入につきましては、市債の繰上償還財源のための減債基金繰入金6億3,716万円、消防本部等施設整備事業に係る合併特例事業債1億7,970万円、普通交付税の確定に伴う地方交付税1億6,904万4,000円の増額などが主なものであります。 一方、歳出につきましては、総務費は、既存の総合行政システムを県下8団体共同で更新する統合システム更新委託事業を実施するほか、さきの大震災を受けて、市内の電柱等に海抜標識を設置する海抜標識設置事業を県の補助を受けて行います。 民生費は、台風等の災害時に高齢者、障がい者がスムーズに避難できるよう、緊急連絡先や薬の服薬等の本人情報を記載した台帳などを入れた容器を冷蔵庫に保管する「緊急医療情報キット配備事業」を実施するとともに、援護が必要な方の情報をシステム化し、社会福祉協議会、市役所、消防本部で共有体制を構築する要援護者システムネットワーク化事業をそれぞれ、ほぼ全額、県の補助を受けて実施いたします。 衛生費は、歴史体験学習館太陽光発電設備の設置やLED照明を導入するエコなまちづくり推進事業を全額、県を経由した国からの補助を受けて実施いたします。 労働費は、観光案内板、防犯灯、街路灯を住宅地図を利用した電子データ台帳で整備するための観光案内板等実態調査委託事業緊急雇用創出事業により、全額、県の補助を受けて実施いたします。 農林水産業費は、国東町土地改良区が県営圃場整備事業に係る未償還残額を全額繰上償還するため、県営圃場整備事業償還金補助金を補正いたします。この繰上償還により2,056万円の利子が軽減されるとともに、後年度の財政負担の軽減が図られます。 商工費は、大震災の影響等により減少した観光客の回復を目的に、団体旅行誘致助成事業を実施し、市内に宿泊していただく観光客に、旅行エージェントを通して、貸し切りバス経費を県と市、それぞれから助成いたします。 土木費は、県道3路線の追加等に伴い、県営道路改良負担金の増額補正をするものであります。 消防費は、消防安岐・武蔵統合所施設整備事業を実施し、安岐・武蔵統合所を整備することにより、さらなる常備消防の充実強化を図ってまいります。 教育費は、国東ゲートボール場管理棟新設事業を実施し、老朽化した国東ゲートボール場の管理棟の建て替えを行います。 災害復旧費は、6月の梅雨前線豪雨で被災した農地・農業用施設、並びに道路橋梁の災害復旧事業を国、県の補助を受けて実施いたします。 最後に、公債費についてであります。過去に借り入れした市債のうち、利子の高いものを中心に選定した未償還残額8億5,937万1,000円を減債基金等を財源に、繰上償還するものであります。この繰上償還により約1億2,135万円の利子が軽減されるとともに、後年度の財政負担の軽減が図られます。 以上が歳出の主なものでありますが、人事異動に伴う人件費補正を歳出全般にわたり計上いたしております。このほか、予算議案につきましては、特別会計の補正予算案10件を提案いたしておりますが、説明は省略させていただきます。 議案第64号は、国東市ケーブルテレビ施設条例の一部改正についてであります。国東市ケーブルテレビ施設は、有線テレビジョン放送法により、有線テレビジョン放送施設として定義づけられておりましたけども、放送法等の一部を改正する法律によって、有線テレビジョン放送法が廃止されたため、改正後の放送法による有線テレビジョン放送施設として、改めて定義づけるために条例を改正するものであります。 以上で提案理由の説明を終わります。各議案の詳細につきましては、各部長等よりご説明申し上げます。何とぞ慎重ご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(吉水國人君) 以上で各議案に対する提案理由の説明が終わりました。 次に、監査委員から各会計、決算及び基金の運用状況を示す書類の審査意見について報告を求めます。野木辰美代表監査委員。 ◎代表監査委員(野木辰美君) おはようございます。5月の臨時議会におきまして、監査委員として選任をいただきました国東町の野木であります。どうぞよろしくお願いいたします。 まず、最初におわびを申し上げますが、今回の意見書につきまして、国東市公営企業会計決算審査意見書のうち、市民病院事業特別会計決算審査意見書を訂正させていただきました。このことについて、お許しを願いたいと思います。 それでは、ただいまより平成22年度国東市の各会計の決算に関する審査意見についてご報告を申し上げます。 「平成22年度国東市歳入歳出決算及び基金の運用状況を示す書類の審査意見書」をご覧いただきたいと思います。 審査につきましては、木田委員とともに審査を行ってまいりました。 1ページ目の下段からの審査の結果でありますが、本年度の決算に関しまして、歳入歳出決算、関係書類は適正に作成されており、また計数等についても正しく表示され、執行状況についても概ね適正に処理されていると認めることをご報告し、以降、2ページ目から決算審査に係るものについて意見を述べております。 まず、財政状況でございますが、2ページをご覧ください。後ろの9ページに住宅新築資金等貸付事業特別会計、それから、10ページに国東市立自動車学校特別会計の決算状況を載せております。一般会計と住宅新築資金、自動車学校会計を合わせた普通会計の歳入決算額は212億500万円、歳出決算額は206億6,200万円で、実質収支額は4億6,400万円となっております。決算規模は、歳入、歳出とも減少しております。 歳入における決算規模の減少の要因といたしましては、国の経済対策である臨時交付金の減、それから定額給付金の減等による国庫支出金の減額、それからケーブルテレビ整備事業等の普通建設事業の終了による地方債の減によるものであります。また、歳入全体に対する自主財源の比率は、昨年度と同じく23.4%と低く、長期化する景気低迷の影響により、収納額も減少しております。 歳出につきましては、投資的経費は前年度に比べて、金額にして7億8,000万円、率にして24%の減となっています。また、義務的経費につきましては、昨年に比べて、6,200万円の増となっております。要因につきましては、子ども手当て給付事業など、扶養費が3億4,700万円と増加したことによります。 一方、人件費5,500万円の減、公債費2億3,000万円の減となっており、一歩ずつではありますが、行政改革の取り組みが着実に成果を上げていると言えるのではないかと思います。 続きまして、4ページをご覧ください。経常収支比率に関して記述しております。経常収支比率につきましては、88%と昨年より3.7ポイントほど改善されており、これにつきましては、普通交付税の増額、また人件費や公債費償還の減額等によるものであります。全体として、改善を見せていますが、主な要因は景気対策による依存財源の増額であり、今後も公債費の抑制を図りつつ、自主財源の確保に努め、弾力的な運営をする必要があります。 次に、6ページの借入金と基金の状況でございます。借入金の残高につきましては、26ページ、別表1にありますように、前年度より18億3,900万円減少しております。しかしながら、借入金残高は345億4,300万円と依然として多額であり、引き続き借入金の減額に努めるべきと考えております。 基金につきましては、94億9,100万円と前年度より22億5,400万ほど増加しており、収支改善について一定の評価をすることはできますが、今後の財政需要に対応するため地域振興基金の積み増しなどを行い、財政健全化に向け、なお一層の推進を望むものであります。 次に、7ページの予算の執行状況でございますが、22年度の不用額は4億5,800万円と、歳出予算額の2.1%となっています。また、流用件数も昨年より増加しており、予算編成において正確を期することをお願いいたします。執行予定のない予算においては減額補正などを行い、資金を有効に活用すべきだと思っております。 次に、7ページの中段の税及び使用料の滞納状況でございます。 27ページの別表2、それから28ページの別表3に、22年度徴収状況と19年度からの徴収状況の比較表を添付しております。滞納繰越額は7億5,400万円で、昨年度より3,100万円の減額となっております。また、この不納欠損処分額は5,306万円となっており、前年度と比較して181万円増加しています。今後は、22年度に設置した「国東市収納対策推進本部」を中心にし、市税及び使用料など、収納率向上と滞納額の圧縮に向けて努力をしていただきたいと思います。 次に、7ページの下段の指定管理の選定についてですが、現在、市では26施設が指定管理者になっており、管理をされています。選定方法については、大半が非公募となっています。施設の中には、公募による選定にそぐわない施設もありますが、透明性を確保する上でも、公募による指定管理者の選定を行うべきであると思っております。 次に、8ページの効率的な行政組織ですが、合併後113名の職員が退職されております。この間、効率的な行政組織になるべく、機構改革、グループ制の施行などを行っていますが、その中で総合支所の職員の削減をしつつ、本庁機能を強化しておりますが、まだ改善の余地があると考えております。事務分掌、事務内容の見直しを図り、市民に信頼される行政組織になるよう要望いたします。 次に、9ページから25ページまでは、特別会計の決算概要でございます。 9ページの住宅新築資金等貸付事業特別会計につきましては、現年度、過年度とも徴収率が上がっておりますが、今後とも収納努力をお願いしたいと思います。 10ページの国東自動車学校特別会計につきましては、入校者数は、昨年より1名減となっています。使用料及び手数料は前年度より217万3,000円増加しています。これは、入校者の授業料入金日差異によるものであります。今後も、入校者の確保に今以上の努力をお願いいたします。 11ページの国民健康保険事業特別会計につきましては、7ページの税及び使用料の滞納状況と重複いたしますが、健全な保険制度を保つためには、保険税の徴収率向上を図ることが不可欠であると考えております。 17ページから簡易水道事業特別会計、公共下水、特定環境保全公共下水、農村集落排水事業につきましては、一般会計からの繰入金が歳入予算の多くを占めております。使用料等滞納の回収及び加入率の向上に努める必要があります。 23ページからは、国保高額療養費、家畜導入事業の貸付基金と一般旅券発給等事務証紙等購買基金に関する記述であります。まず、国保高額療養費貸付基金につきましては、表1にありますように、平成19年度の制度改正に伴い、貸付対象者が大幅に減少し、新規の貸付は1件と、利用者が減少しているため、今後は基金額の見直しを検討すべきと思われます。また、家畜導入事業とも共通しますが、いずれの基金も滞納が発生しております。国保については約70万円、家畜については約780万円となっておりますので、早期の債権の回収が必要であります。 一般会計、特別会計については、以上のとおりであります。 続きまして、国東市公営企業会計の決算意見書をご覧いただきたいと思います。 まず、国東市工業用水道事業特別会計でありますが、この会計は2ページにありますように、ソニーセミコンダクタ九州株式会社大分テクノロジーセンターに工業用水道を昭和63年から供給しており、平成21年7月には大分キヤノン本社安岐事業所に工業用水道の供給を開始しています。この施設を第2工業用水道施設として設置し、通年稼働したことにより、前年度に比べ営業収益は830万円ほど増、純利益は260万円ほど増加しています。契約数量につきましては、ソニーが1日に1,450m3、キヤノンが1日に210m3となっております。 1ページの現金預金の有効な運用ですが、実質流動比率は1,145%と昨年度と比べて1,587ポイント減少しています。これは、流動資産の増加と比較して、実質流動負債の増加幅が大きかったことによります。また、定期預金については1,500万円増となっております。 次に、健全な経営ですが、人件費率については年々減少しておりますが、4名の職員が兼務であるために、全国平均と比較すれば非常に高い状況にあります。今後は経営規模に見合った人員配分の見直しをし、今後発生する施設の改修に備えた経営をお願いいたします。 続いて、8ページ以降に市民病院事業特別会計の意見を記載しております。 8ページの審査の結果にありますように、市民病院事業につきましては計数も正確であることをご報告申し上げます。 まず、今年度の市民病院の経営状況について、17ページにあります損益計算書で説明申し上げます。 病院経営の根幹である医業損益を見ると、医業収益については看護体制10対1による入院収益の増、診療報酬の改定により2億600万円増加しております。また、医業費用につきましては、材料費や減価償却費が減ったにもかかわらず、約2,800万円増加しておりますが、その要因としては退職組合負担金が昨年度より7,800万円増加したものであります。 また、経営状況の大きな判断材料となります定期預金と現金預金につきましては、末尾、別表3の貸借対照表に記載しております。これを合わせた現金の残高については、昨年度より約1億1,600万円増加しております。病院の経営状況につきましては、年々改善しているものの、現在進行中であります病院改築等に係る費用は、23年度以降が大半でありますので、今後は資金繰りについても大きな課題となってまいります。 次に、9ページの未収金につきましては、昨年より減少し、未収金額は約1,569万9,000円となっております。しかしながら、未納者の数は286人で37人増えております。未収金が減少したとはいえ、約1,560万円の未収金はやはり多額でありますので、未収金の回収につきましては、今後とも組織全体として取り組みをし、徴収の強化を強く望むものであります。 最後になりますが、市民病院の経営の大きな影響を与える医師の確保については、市民病院だけの問題ではなく、市全体の問題としてとらえ、取り組みを行っていただき、東国東地域医療の拠点病院として、市民に信頼される市民病院になることを強く要望いたします。 最後に、別冊にあります健全化判断比率資金不足比率についてでありますが、いずれも適正に作成されております。 まず、健全化判断比率の実質赤字比率、連結実質赤字比率については、赤字額がなく比率がないために、早期健全化基準の範囲にあることを示しております。 続いて、実質公債費比率については、18%を超えると起債許可団体となることから数値の管理を十分に行ったため、昨年度より1.7ポイント改善して15.8%となっています。 また、将来負担比率につきましても、昨年度より改善し67.6%となっております。 そして最後に、資金不足比率ですが、各特別会計においても同じく、資金不足が発生していないため比率がないことを示しております。 以上で平成22年度の決算審査意見書についての報告を終わらせていただきます。 ○議長(吉水國人君) ただいま報告が終わりましたので、これから監査委員の決算審査意見に対する質疑を行います。質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ声あり〕 ○議長(吉水國人君) 質疑もないようですから、質疑を終結いたします。 これより担当部長より各議案の詳細説明を求めます。 認定第1号から認定第14号まで14件は詳細説明を省略いたしたいので、これから詳細説明について、最初に報告案件、次に補正予算案、最後に予算外議案の順に行います。 まず、報告第10号、11号の2件と議案第53号を益戸企画部長。 ◎企画部長(益戸健吉君) 報告第10号及び報告第11号並びに議案第53号について詳細説明を申し上げます。 議案書1ページと国東市決算に係る健全化判断比率審査意見書1ページをお開きください。 報告第10号は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく健全化判断比率の算定について、監査委員の意見書をつけて報告するものであります。 健全化判断比率は4指標ございますが、イエローカード、財政の早期健全化基準とレッドカード、財政再生基準の2つがございます。国東市の平成22年度決算は、イエローカード、財政の早期健全化基準に達しておりません。なお、一つでもイエローカード、財政の早期健全化基準に達する財政指標がございますれば、外部監査人の監査義務、財政健全化計画の議会議決、国・県への計画の報告、国の勧告等を受けることになります。また、レッドカード、財政再生基準以上になれば、国の関与による財政再生計画策定、起債の制限等の国の強い管理下に入ることになります。 まず、実質赤字比率のご報告でございます。実質赤字比率とは、普通会計の実質収支額が赤字の場合の標準財政規模に対する割合のことでございます。普通会計とは一般会計、住宅新築資金等貸付事業特別会計、自動車学校特別会計の合算した会計でございます。分母になります標準財政規模とは、税収入等に普通交付税等を合算した国東市の標準的な経常一般財源額のことでございます。普通会計の実質収支は黒字であるため、標準財政規模に対する黒字額の割合をそで括弧内にマイナス3.33と逆表記しております。また、括弧の中の12.87%赤字がイエローカード、早期健全化判定基準、20%赤字がレッドカード、財政再生判定基準でございます。 次に、連結実質赤字比率とは、一般会計及び特別会計を合算した赤字額の標準財政規模に占める割合を示します。国東市には一般会計や国民健康保険事業特別会計、市民病院事業特別会計等14の会計がございますが、各会計の収支額は黒字でございます。国東市の連結実質赤字比率は黒字のために、そで括弧内にマイナス13.26%と逆表記をしております。この括弧内の17.87%赤字がイエローカード、早期健全化判定基準であり、35%赤字がレッドカード、財政再生判定基準でございます。 次に、実質公債費比率とは、一般会計等の債務負担行為による準外公債費を含めた償還費用と一般会計から特別会計等への繰出金のうち、借入金の償還に充てたと認められる額の合算額を分子として、標準財政規模を分母とした割合を示すものでございます。国東市の実質公債費比率は15.8%ですが、25%に達すれば、一般単独事業債等が起債制限を受け、イエローカード、早期健全化団体に指定されます。なお、実質公債費比率が35%以上になればレッドカード、財政再生団体に指定されます。 将来負担比率とは、一般会計等が将来負担すべき実質的な債務の標準財政規模に対する割合のことでございます。この実質的な債務とは、一般会計等の借入金残高と債務負担行為による支出予定額及び特別会計等の債務の一般会計が将来負担する見込み額、さらに一般会計職員等の退職引当予定額から基金等を差し引いたものでございます。将来負担比率は67.6%でございますが、この比率が350%以上になれば、イエローカードの早期健全化団体に指定を受けることになります。 次に、議案書2ページと国東市決算に係る資金不足比率審査意見書1ページをご覧ください。 報告第11号は、地方公共団体の財政健全化に関する法律に基づく公営企業の資金不足比率の算定でございますが、監査委員の意見書をつけて報告するものであります。 資金不足比率とは、公営企業の運用資金不足額の営業収益額に対する割合を示すものでございます。ここに上げておりますすべての会計で資金不足は生じておりませんので、運用資金の余剰額を分子にして、分母を営業収益として比率を出しております。資金余剰でございますので、かぎ括弧内にマイナスの逆表示で比率を出してございます。 なお、資金不足比率が経営健全化基準である20%に達すれば、外部監査人の監査の義務づけ、経営健全化計画の議会議決、国、県への計画報告義務、国の勧告等を受けることになります。 次に、議案第53号平成23年度国東市一般会計補正予算(第3号)について、9月補正予算議会説明資料にて詳細説明を申し上げます。 まず、議会説明資料の数値等に誤りがございまして、本日2ページ、3ページの差し替えをさせていただきました。このことをおわび申し上げたいと思います。 まず、1ページをお開きください。 一般会計は既決の予算に14億7,091万3,000円を加算し、補正後予算額は201億4,807万6,000円になります。 今回の補正予算の目的は大きく3つございますが、1つ目は、普通交付税の確定や決算による剰余金を処理するための補正。2つ目は、年度当初の人事異動による各会計の人件費の補正。そして3つ目は、年度内に交付決定がありました国、県等の助成金や新たに発生したさまざまな行政需要のための補正でございます。 2ページをお開きください。 歳入についてでございますが、9款地方特例交付金の額の確定により1,916万9,000円増額しております。 10款地方交付税は、普通交付税の額の確定により、1億6,904万4,000円増額しております。 14款国庫支出金は、河川等災害復旧費負担金333万4,000円増額が主なものでございます。 15款県支出金は4,944万4,000円増額でございますが、主なものは地震・津波等被害防止対策緊急対策事業補助金818万6,000円、高齢者等地域支え合い体制づくり支援事業補助金764万4,000円、エコなまちづくり推進事業費補助金1,500万円、緊急雇用創出事業臨時特例交付金1,125万4,000円が主なものでございます。 16款財産収入は、国東畜産振興公社解散に伴う残余財産の清算処理金の受け入れの補正でございます。 18款繰入金は、8億9,609万7,000円増額でございますが、起債の繰上償還のための減債基金繰入金6億3,716万円、財政調整基金繰入金2億5,883万7,000円増額が主なものでございます。 19款繰越金は、決算により確定したため4,442万1,000円増額いたしました。 20款諸収入は、1,934万8,000円増額でございますが、吉木コミュニティセンター改築のための助成金1,500万円、T-1グランプリ事業のための活力ある地域づくり助成金200万円、地域公共交通確保維持協議会運営のための負担金211万3,000円が主なものでございます。 21款市債は、2億6,324万5,000円増額でございますが、県営道路改良事業負担金の合併特例債1,820万円増額。消防安岐・武蔵統合所施設整備事業の合併特例債1億7,970万円、臨時財政対策債7,384万5,000円増額などが主なものでございます。 なお、小型動力ポンプ更新事業290万円、統合消防団機庫等整備事業1,110万円は、過疎対策事業債から施設整備事業債に振り替えますが、償還金に対する交付税措置は、過疎対策事業債と同じ7割の措置でございます。 次に、3ページをお開きください。 1款議会費は人件費の補正でございます。 2款総務費は9,038万6,000円の増額ですが、人件費3,078万円増額、電算統合システム更新事業3,265万4,000円増額、吉木区コミュニティセンター建設補助金1,500万円、海抜標識設置事業1,632万2,000円などが増額であり、ケーブルテレビの事業のOCT業務委託料は1,314万3,000円減額しております。 3款民生費は、4,557万9,000円増額ですが、人件費3,302万3,000円減額、国民健康保険特別会計繰出金368万3,000円減額、介護保険特別会計保険事業及びサービス事業の繰出金は1,508万8,000円減額でした。そして、高齢者等地域支え合い体制づくり支援事業の中の要援護者システムネットワーク化事業423万4,000円や、緊急医療情報キット配備事業381万8,000円、またプレママ、プレパパスクール事業などは新規の事業でございます。 4款衛生費では、1,869万7,000円増額ですが、エコなまちづくり推進事業1,512万円が主なものです。 5款労働費は、県からの緊急雇用対策交付金を財源として1,125万4,000円増額しております。観光案内板、防犯灯、街路灯、実態調査委託料822万7,000円が主なものでございますが、河川環境整備事業やグリーンツーリズム推進対策事業委託料も増額しております。 6款農林水産業費5億1,158万9,000円増額でございますが、繰り上げ償還のための、県営圃場整備事業償還助成金4億9,483万1,000円増額が主な補正でございます。これは利子負担の軽減及び固定費の大きなものである公債費を減らして、財政構造を改善することが目的でございます。 7款商工費は、1,231万7,000円増額しております。人件費1,201万7,000円の増額が大きなものでございますが、新規事業として団体旅行、貸切バス誘致助成事業30万円を補正しております。 8款土木費は、2,984万4,000円減額でございますが、人件費が1,622万9,000円減額、それから農業集落排水事業会計繰出金739万7,000円減額、特定環境保全公共下水道事業会計繰出金1,062万5,000円減額や、各種県営事業負担金の増額や減額の補正をしております。 9款消防費は、2億2,603万8,000円増額であり、消防安岐・武蔵統合所建設事業1億9,336万2,000円増額が主なものでございますが、人件費の増額補正や東日本大震災による消防補償等組合負担金の増額などもございます。 10款教育費は、1,050万7,000円減額でございますが、人件費の減額が主なものでございます。 11款災害復旧費は、1,196万3,000円増額でございますが、梅雨前線豪雨による農地、農業用施設及び道路橋梁施設の災害復旧費でございます。 12款公債費は、8億7,568万5,000円増額であり、繰上償還のための長期債償還金元金8億5,937万1,000円が主な補正でございます。これは、利子負担の軽減及び固定費を減らして、財政構造を改善することが目的でございます。 13款諸支出金は、財政調整基金積立金を2億円減額しております。これまでは決算剰余金の処分を積立金としてきましたが、繰上償還により借入金残高を減ずることが、自主負担軽減と財政構造改革の面で有利であるとの判断により、今回積立金を減じて繰入償還の財源に充てるものでございます。 それから、この説明書の4ページから12ページにかけて予算の説明書をつけております。また、基金の状況、長期借入金の状況は13ページ、14ページに整理して載せておりますので、ご参照をお願いします。 以上で説明を終わらせていただきます。 ○議長(吉水國人君) 次に、議案54号と56号から58号まで4件を本多生活福祉部長。 ◎生活福祉部長(本多一夫君) 4件について、ご提案をいたします。 議案第54号平成23年度国東市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。 この会計は、市が同和地区の方へ住宅の新築だとか、宅地の購入、住宅の改築等で貸し付けた収支を示す会計です。前年度繰越金確定に伴いまして、歳入で107万4,000円を増額し、402万3,000円として歳出も増額とするものです。一般会計へ多く繰り出すことになります。 以上が議案第54号です。 続きまして、議案第56号平成23年度国民健康保険事業特別会計の補正予算についてご説明申し上げます。 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ314万3,000円を増額し、45億5,096万2,000円とするものでございます。 まず、歳入の1款国民健康保険税1,908万2,000円の減額です。7月に本年度の国民健康保険税の本算定を実施をしましたが、平成23年度税申告の基準総所得の減少により、税額が当初の予算に比べ減少することが判明しましたので、本算定時の算出税額に基づいて減額措置を行います。 次に、12款の繰入金です。一般会計繰入金の補正額マイナス368万3,000円は、国保会計から予算執行している事務従事者の人事異動による職員給与費等の繰入金の減額によるものです。また、基金繰入金については、前年度からの医療費の伸びを考慮し、当初予算時に基金繰り越しによる8,000万円の繰入金を処置しましたが、平成22年度決算時の繰越金が予定額を上回ったことから、今回の補正で減額をしたいというふうに思います。 なお、平成22年度中に8,000万円を取り崩したため、現在の基金残高は1億6,657万2,000円となっています。今後も医療費の動向を注視をしながら、有効的な活用を図っていきたいと考えています。 また、13款の繰越金は、先ほど申し上げましたように、平成22年度決算による繰越金の確定によるものです。 続きまして歳出ですが、1款の総務費については、先ほど歳入の一般会計繰入金のところでも説明いたしましたが、職員の人事異動による人件費の減額補正です。 4款、7款、11款の増額補正は、各関係機関や国・県への拠出金や償還金によるものです。いずれも過年度の精算や見込み額の算定により、提示された金額を補正したものです。 以上が補正の内容です。 続きまして、議案第57号介護保険事業勘定及び介護サービス事業勘定についての説明でございます。 まず、保険事業勘定については、22年度決算として人事異動に伴う予算の補正となります。歳入におきましては、繰入金として人事異動に伴う職員給与費等の繰入金88万1,000円の減額、繰越金については22年度決算による繰越金5,297万9,000円となっています。 歳出については、総務費の一般管理費等の人事異動に伴う88万1,000円の減、諸支出金については、決算に伴う国・県への償還金5,287万8,000円及び一般会計への繰出金10万1,000円となります。歳入歳出予算総額に5,209万8,000円を追加をして、総額が37億9,809万8,000円の提案となります。 引き続きまして、介護サービス事業勘定についてですが、姫見苑と包括支援センターの事業所に伴う22年度決算と人事異動、施設改修整備に伴う予算の補正となります。 歳入におきましては、繰入金として人事異動に伴う一般会計繰入金、姫見苑が264万、包括支援センターが1,156万7,000円の合計1,420万7,000円の減。繰越金については、22年度決算による繰越金、姫見苑が579万3,000円、包括支援センターが42万9,000円の合計で622万2,000円の増額。市債として、姫見苑の施設改修費として380万円の増。 歳出については、総務費の姫見苑分として、一般管理費で人事異動に伴いまして156万円の増額、サービス事業費として包括支援センターの一般管理費で、人事異動に伴いまして1,113万8,000円の減。施設整備費として姫見苑の施設改修整備費389万3,000円の増額。予備費として姫見苑の150万となります。 歳入歳出予算総額に418万5,000円を減額をして3億3,425万1,000円の提案ということになります。 最後になりましたが、議案第58号についてです。 平成23年度国東市後期高齢者医療事業特別会計補正予算についてでございます。歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ87万6,000円を減額をして、総額4億2,904万3,000円とするものです。 主な内容ですが、歳出の1款総務費のうち、職員の人事異動により給料や職員手当を87万6,000円減額するものです。これに伴いまして、歳入の4款職員給与繰入金を同額の減額といたします。また、同款の事務費繰入金52万2,000円につきましては、5款の繰越金のうち平成22年度決算による前年度繰越金が52万2,000円になったため、同額を減額する補正でございます。 以上が4件についての提案理由の詳細説明でございます。どうぞよろしくご審議いただきたいと思います。 ○議長(吉水國人君) 次に、議案第55号、小田総務課長。 ◎総務課長(小田公士君) 議案第55号平成23年度国東市立国東自動車学校特別会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。 議会説明資料の16ページをお開きください。 補正予算は、既決の予算に829万円を追加し、歳入歳出予算のそれぞれを6,972万7,000円といたすものでございます。 補正の理由につきましては、歳入において平成22年度決算に基づく繰越金829万円を受け入れます。 歳出においては、1款の一般管理費に269万5,000円を繰り入れます。内訳の主なものといたしましては、賃金に115万円、これは昨年度の入校生の実績により、時間外賃金の算出をしております。同じく公課費として、税制改正に伴う消費税及び地方消費税に148万円を繰り入れております。続いて、4款の予備費に559万5,000円を繰り入れるものでございます。 以上で詳細説明を終わります。よろしくご審議をお願いいたします。 ○議長(吉水國人君) 次に、議案第59号から62号まで4件を笠置土木建設部長。 ◎土木建設部長(笠置雄君) それでは、私から議案第59号から議案第62号までの4議案につきまして、詳細説明をさせていただきます。 今回の補正につきましては、各会計の決算が確定したことに伴うもの、5月の人事異動に伴うもの、そして工事費の増額に伴うもの、この3つによる補正が主なものであります。 まず、議案第59号平成23年度国東市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)でございます。 議会説明資料21ページをお開きください。 平成23年度国東市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,288万5,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ6億3,768万5,000円とするものであります。 歳入につきましては、前年度決算により確定いたしました繰越金2,288万5,000円を追加いたしまして、歳入合計を6億3,768万5,000円とするものであります。 また、歳出につきましては、1款総務費の総務管理費7万2,000円の増額は、人事異動に伴うものであります。同じく1款総務費の施設管理費1,092万円の増額は、国見竹田津浄水場テレメーターの交換工事として92万円、過電流による国東田深簡水、落雷による国東鶴川簡水、国東小原簡水の水中ポンプの交換工事として600万円、その他工事として400万円を増額するものであります。そして、5款予備費に1,189万3,000円を追加いたしまして、歳出合計を6億3,768万5,000円とするものでございます。 続きまして、議案第60号平成23年度国東市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)でございます。 議会説明資料22ページをお開きください。 平成23年度国東市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ786万6,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億796万6,000円とするものでございます。 歳入につきましては、4款県支出金29万3,000円の増額は、前年度分の下水道整備緊急促進事業交付金の確定に伴うものでございます。6款繰入金の一般会計繰入金10万3,000円の増額は、公共下水道整備事業費に伴う建設改良費分であります。また、7款繰越金747万円の増額は、前年度決算額の確定によるものでありまして、歳入合計を5億796万6,000円とするものでございます。 また、歳出につきましては、1款総務費の施設管理費247万7,000円の増額は、人事異動に伴う2万3,000円の減額と下水道枝線管渠等工事費250万円の増額によるものでございます。2款公共下水道整備事業費10万3,000円の増額は、人件費に伴うものでございます。5款諸支出金の下水道整備基金29万3,000円の増額は、下水道整備緊急促進事業交付金の確定によるものであり、6款予備費に499万3,000円を追加いたしまして、歳出合計を5億796万6,000円とするものでございます。 続きまして、議案第61号平成23年度国東市特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)でございます。 議会説明資料の23ページをお開きください。 平成23年度国東市特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ50万1,000円を減額いたしまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ7億1,469万9,000円とするものでございます。 歳入につきましては、4款県支出金の県補助金5万7,000円の増額は、前年度下水道事業整備緊急促進事業交付金の確定によるものでございます。6款繰入金の一般会計繰入金1,062万5,000円の減額は、総務費の人件費、船団事業繰越金に伴うものでございます。そして、7款繰越金1,006万7,000円の増額は、前年度決算額の確定によるものでありまして、歳入合計を7億1,469万9,000円とするものでございます。 また、歳出につきましては、1款総務費の一般管理費16万9,000円の増額、施設管理費1,079万5,000円の減額は人事異動に伴うものでございます。5款諸支出金の下水道基金費5万7,000円の増額は、下水道事業緊急促進事業交付金の確定によるものであり、6款予備費1,006万8,000円を追加いたしまして、歳出合計を7億1,469万9,000円とするものでございます。 続きまして、議案第62号平成23年度国東市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)でございます。議会説明資料の24ページをお開きください。 平成23年度国東市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ673万8,000円を減額しまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ、4,696万2,000円とするものでございます。 歳入につきましては、5款繰入金の一般会計繰入金739万7,000円の減額は人件費に伴うものでございます。6款繰越金65万9,000円の増額は、前年度決算額の確定によるものでございまして、歳入合計を4,696万2,000円とするものでございます。 また、歳出につきましては、1款総務費の施設管理費739万7,000円の減額は、人事異動に伴うものでございます。4款予備費に65万9,000円を追加いたしまして、歳出合計を4,696万2,000円とするものでございます。 以上で詳細説明を終わらせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(吉水國人君) 次に、議案第63号、手嶋市民病院事務部長。 ◎市民病院事務部長(手嶋正美君) それでは、私からは議案第63号平成23年度国東市民病院事業特別会計補正予算(第1号)につきまして詳細の説明を申し上げます。 お手元の資料、平成23年度国東市民病院事業特別会計補正予算書(第1号)と議会説明資料最終ページ、25ページをご覧いただきます。 1ページをお開きください。まず、第2条の資本的収入及び支出の予算額の補正でございますが、収入については、既決予算額34億1,584万9,000円に3億440万円を追加し、合計を37億2,024万9,000円とするものでございます。 支出については、既決予算額34億5,816万円に4億5,839万5,000円を追加し39億1,655万5,000円とし、収入額は、不足する額4,231万1,000円を1億9,630万6,000円と改めるものであります。 4ページの補正予算書説明書をご覧ください。収入の内訳は、企業債を予定をしております。病院事業債と過疎対策事業債それぞれ1億5,220万円、合計3億440万円を借り入れる計画でございます。 1目企業債17億100万円に3億440万円を追加し、20億540万円の増加補正とするものでございます。 支出については5ページをご覧いただきたいと思います。1目改築事業費はマイナス1億7,600万円の補正でございます。これは、市民病院改築工事は1億4,400万円の増額、設備整備費に含まれていたCT・MRI等の設備工事3億2,000万円は、2目器械備品購入費、医療用に移して設備整備費、整備工事をゼロ円、医療用を6億1,654万2,000円の増額、医療外を1,785万3,000円の増で、合計63億4,395万円の増額となっております。 市民病院改築工事の内訳でございます。MRI室のシールド工事、手術室の防護、手術室第3室、第4室の無影灯の無停電装置、電話交換設備、それから家具等設備の据えつけ型への変更等でございます。器械備品購入費医療用は、企業債の対象用としてCT・MRI、エックス線テレビ、マンモ撮影装置、超音波診断装置、検査自動血球分析装置等でございます。医療外は、企業債対象外の器械備品であります。 次に、2ページをお開きください。第3条継続費の補正、第4条企業債の補正は、市民病院改築事業の進捗に伴うものであります。補正後の企業債の限度額を病院事業債、過疎化対策事業債双方とも10億270万円、合計20億540万円とするものでございます。 以上で議案の説明とさせていただきます。よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(吉水國人君) 最後に、議案第64号、益戸企画部長。 ◎企画部長(益戸健吉君) 議案第64号国東市ケーブルテレビ施設条例の一部改正についての詳細説明を申し上げます。 予算外議案説明資料1ページをお開きください。 国東市ケーブルテレビ施設は、有線テレビジョン放送法に基づく有線テレビジョン放送施設として定義づけられておりましたが、有線テレビジョン放送法が廃止されたために、改めて有線電気通信設備を用いて行われる、放送法に基づく有線テレビジョン放送施設として定義づけるために条例改正を行うものであります。 説明を終わらさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(吉水國人君) これで各議案の詳細説明を終わります。────────────・────・──────────── ○議長(吉水國人君) 以上をもちまして、本日の議事日程を終了いたしました。 これにて散会いたします。午前11時25分散会──────────────────────────────...